カテゴリー「星」の39件の記事

2024年11月 7日 (木)

雲上の紫金山・アトラス彗星

10月14日

昔からどうしてもやりたかったこと。

天体ショーを北アルプスで見る!撮る!

天体ショーとは、流星雨、彗星。予測できるのは彗星。

これを実現する日がやってきました。

 

Z60_8190sps
冷池テント場にて Z6II NIKKOR Z 24-120mm f/4 S

 

シルエットのかっこいい山といえば、槍、剱。

仰角が低く済み、かつ東に位置する山小屋・・・ということで、冷池山荘から剱岳をターゲットに定めました。

しかし、山のお約束で夕方には雲が上がってきて、なんとかギリギリ撮れたのがこの一枚。

別山あたりだと思われる山のてっぺんと雲海と写真に収めることができました。

 

 

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2024年11月 6日 (水)

夜明けの紫金山・アトラス彗星

10月1日

ずいぶん前から楽しみにしていた2024年10月の天体ショー。

紫金山・アトラス彗星。

東の空、西の空、それぞれで楽しむことができました。

 

Z60_7767sp2s
Z6II AF-S NIKKOR 70-200mm f/4G ED VR and FTZ II

 

今津から、琵琶湖越しに伊吹山、月齢28、そして紫金山・アトラス彗星。

 

私にとって、これほどしっかり彗星が撮影できたのは百武彗星以来、実に28年ぶり。

その時のフィルムデータはコチラ ⇒ 18年前のフィルムから

フィルム時代と比べれば、本当に天体の撮影が楽になりました。

あの頃は、撮影の際の露出決めに悩み、現像の際には増感するかどうかで悩み・・・。

 

Z60_7894sps
Z6II AF-S NIKKOR 70-200mm f/4G ED VR and FTZ II

 

この日は夜明けまで楽しんでしまいました。

 

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2020年10月20日 (火)

錦繍の爺ヶ岳 ~夕暮れと夜を楽しむ~

普段の山行では、夕暮れの撮影タイムをしっかり確保するため、晩御飯は自炊が基本でした。


が、今年は自炊禁止。食事は17時~。日没は17時30分。どうするか?


食堂入り口ではほぼ先頭に並び(といっても少ない人数ですが)、10分以内に食事を終える。


 


日没までの低い日差しは、食事前にきちんと楽しみました。


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チングルマの群落が夕陽に輝く D800 AF-S NIKKOR 24-120mm f/4G ED VR


扇沢から時折湧き上がる雲の変化を楽しみつつ、その間に綺麗な南斜面が楽しめました。


D84_4696sps
紅葉で燃え上がる斜面 D800 AF-S NIKKOR 24-120mm f/4G ED VR


 


そして、パーティションで仕切られた食堂で夕ご飯をかきこみ、再び小屋を飛び出ました。


D84_4716sp2s
扇沢の雲が乗り越え始めた D800 AF-S NIKKOR 24-120mm f/4G ED VR


 


撮影ポイントについたときには、太陽は既に立山の向こう側でしたが、雲海、剱岳、滝雲と変化のある夕景に出会えました。


残念ながらこの後すぐ、滝雲は私のいる場所も覆いつくしてしまいました。


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大町と南の星空 D800 AF-S NIKKOR 24-120mm f/4G ED VR
露光時間10秒×60枚を比較明合成


 


しかし、就寝前(消灯は20時15分)、雲は切れ、中秋の名月が輝く夜空がのぞきました。


ほぼ満月の星空には期待していませんでしたが、月夜の山の風景はそれはそれで綺麗です。


 


 

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2019年11月 4日 (月)

Midnight Foto Triangle 4

今年も拝見してきました。

 

Dscf7371sps

 

いつも、出展されるそれぞれの方の個性あふれる星景写真が展示されていて、とても面白い写真展。

今年は6名の方の作品を楽しむことができました。

 

滋賀の各地の花と星の写真、琵琶湖の夜空、面白い魚眼レンズ、などに加え、今年は串本周辺の作品を出展されている方も!!

最近夏に家族で橋杭岩を通りかかるのですが、一度はあそこで星を撮ってみたいと思いつつかなわずじまいでしたので、今回まじまじと拝見してしまいました。

また、出展されているご本人には、その他の面白い撮り方やナイスな撮影スポット情報(和歌山です)も教えていただきました。

 

最近、夜空を目的として撮影に出向いていませんでしたが、かなり刺激を頂いて再びやる気になってきました。

南紀方面で撮ってみたいなあと思いつつ、毎年の家族の海水浴での撮影を振り返ると・・・

 


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十三夜の宵 三重県熊野市遊木漁港(2017年8月) 

 

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遊木漁港と天の川 三重県熊野市遊び木漁港(2018年8月)
黒手袋の手動ハーフND使用したけどうまくいかず

 

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潮岬 和歌山県串本町(2018年8月)
湿気が多すぎた・・・

 

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梶賀漁港でStarryNight 三重県尾鷲市(2019年8月)

 

子供と星の勉強も兼ねた散歩での撮影ばかりでしたが・・・もう少し気合を入れてみたいですね。

 

さて、このMidnight Foto Triangle 4は11月23日(土)まで大津市南郷にあるウォーターステーション琵琶にて楽しむことができます。

星景写真好きの方には強くお勧めします。

 

Dscf7370sps

 

 

 

 

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2019年8月29日 (木)

親子登山で燕岳その2 ~StarryNightフィルタで星を撮る~

久しぶりの燕山荘。

混雑を避けるために、日曜~月曜の行程にしたのに、たくさんの宿泊客がおられました。

4畳のスペースに6人・・・あまり部屋の中にいたくないような…。

 

日の入りは雲にさえぎられたものの、夜は星空を楽しむことができました。

そこでまた、新しいフィルタを楽しんでみました。

 

D84_1438s
D800 AF-S NIKKOR 20mm f/1.8G ED
f3.2、25s、iso2500、WB太陽光 撮ってそのまま

 

有明山の向こうに見える安曇野の町灯と星を撮ってみましたが、太陽光の設定のままなのに、結構自然な色で表現されました。

 

D84_1441sps
D800 AF-S NIKKOR 20mm f/1.8G ED
f3.2、30s、iso2500、SilkyPix9.0Proでいろいろ調整 


 

息子は、寒さに震えながらも普段見れない濃い天の川をしばし楽しみました。

 

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2019年8月11日 (日)

光害カットフィルター『STARRY NIGHT』で梶賀漁港を撮る

8月4日

 

4月に注文していた気になるフィルター。

7月末になってついに届きました。

 

D84_1202s
D800 AF-S NIKKOR 24-120mm f/4G ED VR
f4.5, 25s, iso3200, カメラ内でアクティブDライティング補正のみ
町灯部分はハンディハーフNDを駆使

 

ここで、20㎜F1.8Gを忘れてくるという大失態を犯してしまいますが、まあなんと自然な感じな仕上がりでしょうか。

ひょっとすると梶賀漁港が最高に暗い星空なのかもしれませんが・・・フィルタ無しバージョンも撮ってみればよかった。

 

とにかく面白そうなので、このフィルタでもっと遊んでみたいです。

 

 

 

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2017年9月17日 (日)

Midnight Foto Triangle 2

9月17日
今晩は台風18号がやってきます。
結局台風5号とよく似たルートで滋賀の近くにやってきそうですね。


台風が来る前に、滋賀の星の写真展『Midnight Foto Triangle 2』を見に行ってきました。
昨年に引き続き2度目の開催、Triangleだけど今回は5人での開催ということでした。

ホタルを交えた写真など、昨年とは異なる視点での写真も多く、しっかりと楽しませていただきました。
さらには主催者の方からの撮影のアドバイスだけでなく、撮影場所の情報などまでいただいてしまいました。


111sp
2012年の双子座流星群(自宅から)

中には、D800と20mmF1.8Gで撮影された作品もあり、レンズがかなり欲しくなってしまい…。


写真展情報を以下に貼り付けておきます。(ウォーターステーション琵琶HPより)
次の週末まで楽しめそうですね。


■Midnight FOTO Triangle2

日 時:2017年8月27日(日)~9月23日(土) 9:00~17:00
    (※毎週火曜8/29 9/5 9/12 9/29休館)
場 所:ウォーターステーション琵琶1F 
    〒520-2279 大津市黒津4-2-2
内 容:滋賀県在住のアマチュアカメラマン5名による星空の写真24点の写真展です。5名は撮影地やコンテストなどで知り合い切磋琢磨し、コンテスト受賞暦多数の写真仲間です。撮影場所は、大津市千丈川付近、草津市平湖付近、琵琶湖周辺をはじめ、ボリビア多民族国ウユニ湖、東京、奈良などです。
写 真:上田拓明氏、上西慶子氏、眞本尚二氏、杉立好正氏、増尾友和氏
詳 細:Facebookページ Midnight FOTO Triangle をご覧ください。

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2016年9月10日 (土)

滋賀の星景写真を見に・・・

9月10日
 
 カメラのキタムラでとても興味深い写真展の広告を発見し、早速行ってきました。
『MIDNIGHT FOTO TRIANGLE』と題された、滋賀の星景写真をテーマにした写真展で、以前コメントを頂いたはかるさんの写真仲間の方々による作品でした。
比較明合成した写真だけでなく、固定撮影、赤道儀を用いたガイド撮影での作品も展示されていました。
 比較明合成の前景の面白さ(工事中の新名神?)だけでなく、信楽で撮られた天の川のすごさに驚かされました。
 作者の方とお話しする機会を得ましたので、根掘り葉掘りお伺いし、現像のコツなども教えてもらってきました。
 早速実践すべし!ということで、2012年に白馬連峰天狗山荘で撮影した写真をもとに、現像のやり直しを実行!!
コチラが、こんなもんだとあきらめていたもの↓
Ds8_0280sps
D800 AF-S NIKKOR 24-120mm f/4G ED VR
 
 そして、コチラが教えていただいた方法で現像したもの↓
Ds8_0280spfs
D800 AF-S NIKKOR 24-120mm f/4G ED VR(silkypixPro7で現像)
 
 なんということでしょう!!
こんなにも雰囲気が変わってしまうとは・・・。
手前の残雪は暗く沈んでしまいましたが、天の川の輝きは全く別物になってしまいました。
作品の拝見もとても面白かったのですが、このレタッチ手法をお教えいただけたのがとってもありがたかったです。
ちょっとやる気がでてきました。
(明るいレンズがほしいな…)
 この『MIDNIGHT FOTO TRIANGLE』 写真展はもう少し楽しめるようです。
星の写真が好きな方にはおすすめです!
 
9月4日(日) ~ 9月23日(金)
南郷洗堰ウォーターステーション琵琶 1階
 

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2014年6月16日 (月)

18年前のフィルムから・・・

古い写真を整理していたときに、18年前のネガを発見していました。

ようやくデジタル化してみました。

Fh000002sp
1996年3月 百武彗星
Nikon FA  Ai-s Nikkor85mmF2
フジカラーSuperG800

よく似た時期にヘールボップ彗星も来ていましたが、最も印象に残っているのがこの百武彗星でした。尾の長さがあまりにカッコよすぎでした。

大学のカメラ仲間と、徹夜で田んぼ脇で写真を撮ったのを思い出します。

今のデジ一眼ならもっと楽に撮れただろうなあ、と思いつつ、あの頃の露出条件への勘はデジカメだと身に付かないという点で、良い経験だったと思います。

この写真をブログにアップしようとしたまさに今日、一緒に撮影に行った大学の連れから久しぶりにメール。

このタイミングにびっくりしました。

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2012年12月15日 (土)

ベランダから ふたご座流星群

12月13日

今年のふたご座流星群は好天に恵まれました。

111sp
D800 SIGMA24-70mm F2.8 IF EX DG HSM
ISO2000 F4.0 20秒 約360枚をLightenCompositeで比較明合成

途中で一時雲が流れたため、途中までを比較明合成して、流星の有無を確認。
(おかげで正確な合成枚数を忘れちゃいました(汗))

すると、明るい流星が写り込んでいることが確認できました。
これだけちゃんと写ってくれるのは、私にとっては珍しい。

2sp
D800 SIGMA24-70mm F2.8 IF EX DG HSM
ISO2000 F4.0 20秒 LightenCompositeで比較明合成


3sp
D800 SIGMA24-70mm F2.8 IF EX DG HSM
ISO2000 F4.0 20秒 LightenCompositeで比較明合成

そのほかに写っていたところもありましたが、やはり写真にするとほんのかすかな軌跡しか残っていませんでした。

ふたご座流星群は、年々数を増しているとか。
寒いのが難点ですが、今後も要注目です。

今回もカメラへ霜が降りるのを防ぐために、レンズ鏡筒にエネループの懐炉をタオルで巻き付け、カメラ全体もタオルで巻いて、外側はビニール袋で巻いて保温しました。

約600枚撮影しましたが、電池はギリギリ残ってました。D700よりもずいぶん電池の持ちがよくなりましたね。

一番明るい流星が写り込んだ一枚。

Spds8_3667
D800 SIGMA24-70mm F2.8 IF EX DG HSM
ISO2000 F4.0 20秒

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