東大寺修二会。
三脚を使っての撮影が許されているのは、二月堂の舞台から200m(?)ほど離れた、第2拝観席。
カメラマン席からの眺め D800 TAMRON 100-400mm F/4.5-6.3 Di VC USD(Model A035)(焦点距離120㎜)
カメラマン席からの眺めは、若草山をバックにこんな感じです。
お松明をちゃんと撮るには、200㎜でもちょっと物足りないくらい。
そして、手前の木の枝が結構気になり、ちょうど枝を避けられる場所は2か所。
1つは既にご近所の常連さんがカメラを構えておりました。
使用前のお松明 D800 AF-S NIKKOR 24-120mm f/4G ED VR
2つ目のよさげな撮影場所だけ確認すると、せっかくなのでいろいろ見学。
途中、練行衆の方々とすれ違いましたが、コロナ禍で練行衆を一般人から隔離するため、細心の注意が払われていました。
お松明の通る通路、そして欄干 D800 AF-S NIKKOR 24-120mm f/4G ED VR
ひとしきり見学した後(二月堂訪問は久しぶりでした)、三脚を撮りに一旦駐車場へ戻り、それから撮影場所に入りました。
17時前に入って5番目。無事に希望の場所に三脚を据えることができました。(この日は結局10人程度しかいませんでした)
日が暮れていく D800 TAMRON 100-400mm F/4.5-6.3 Di VC USD(Model A035)(焦点距離340㎜)
常連の方といろいろとお話させていただいている間に徐々に日は暮れ、灯明が輝き始めます。
D800 TAMRON 100-400mm F/4.5-6.3 Di VC USD(Model A035)(焦点距離360㎜)
そして19時。堂内以外のすべての灯が消されると、東大寺の梵鐘が響き渡りました。
コロナ禍で会話を慎むよう案内されていることもあってか、たくさんの見物客がいるであろう二月堂はしんとしており、遠く離れたカメラマン席にも、練行衆の堂入りに向けて読み上げる(中身は分かりませんでした)声が響いてきました。
そして、次々と上がっていくお松明。お松明は一つ目の角から二つ目の角へと駆け抜ける。舞う火の粉。舞台を駆ける童子の足音。
比較明合成で D800 TAMRON 100-400mm F/4.5-6.3 Di VC USD(Model A035)(焦点距離350㎜)
これだけ遠く離れた席からでも、厳かな祈りの儀式の雰囲気が伝わってきました。
さださんの歌う修二会、もっと間近で見てみたくなってしまいました。
いずれ、二月堂直下、そして局から。
写欲とはまた違いますが、再訪をしたいです。
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