« はやしの里 あかりの演出2011 | トップページ | 第17回 夢けんせつフォトコンテスト »

2011年8月22日 (月)

明治の浪漫を感じに・・・

昨年引っ越して湖南アルプスにかなり近くなりました。

が、あんまり低い山は楽しくないだろう、という思い込みで全く対象外でした。

が、ふとしたことから田上山(太神山)が日本の三大トパーズの産地であったことを知り、俄然興味が湧いてきました。
調べてみれば日本最大の晶洞(水晶などの結晶が成長する岩盤内の空洞)があるとか。
結構そういうのが好きだったりするので、急に行ってみたくなります。

さらに調べると、そういう鉱物の産地であることが知られるようになった理由の一つに、つい最近まで湖南アルプスが禿げ山であった(露出&表層の土が流失して見つけやすい)ということもあったようです。
この地域の出身である会社の先輩も、昔は植林作業を手伝ったとか・・・。

そこでついに、滋賀に住み始めてからずっと不思議に思っていたこと『草津川はなんで天井川なのか?国道1号線もJR東海道線も川の下をくぐるってよっぽどじゃない?』の答えが見つかりました(って調べたらすぐに分かっていたはずですが・・・)。

奈良時代から材木の搬出が続いたこの山域は、江戸時代にはもう禿げ山になっていて、膨大な土砂の流出は、草津川を天井川にし、瀬田川を氾濫させていたんですね。

Dsd_0823
桐生キャンプ場にあった写真。たった100年前の山の状況が信じられない

そこで、この記事のタイトルにようやく繋がってくるんですが・・・(長い)。

Dsd_0808
デ・レーケ像とオランダ堰堤 D700 AF-S NIKKOR 24-120mm f/4G ED VR

明治に入ってオランダ人技師ヨハネス・デ・レーケを招いて、砂防工事が本格化した湖南アルプスには、当時の石積みの砂防ダムがいくつか存在しています。
(このデ・レーケさん、三重出身なら『木曽三川の分流化』で知ってなければいけませんでした・・・)

草津川上流のオランダ堰堤は日本最古で、今も現役の砂防ダム。
暑いこの日には、家族連れが水遊びをしていました。

Dsd_0794
オランダ堰堤上部から D700 AF-S NIKKOR 24-120mm f/4G ED VR

田上にも、鎧ダムなどいくつか明治の砂防ダムが存在するとのこと。
これは是非行ってみなければなりません!!

かなり近所ですし、明治の浪漫を満喫し、それからあわよくば水晶のかけらでも拾い、それからそれから湖南地方の展望を楽しめる、一石四鳥な湖南アルプスが急に魅力的な山になってきました。

まずは、田上山の『鎧ダム』。それから金勝山の水晶谷線にある『山腹工』を見学したいところです。

にほんブログ村 写真ブログへ

|

« はやしの里 あかりの演出2011 | トップページ | 第17回 夢けんせつフォトコンテスト »

コメント

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)




トラックバック

この記事のトラックバックURL:
http://app.cocolog-nifty.com/t/trackback/166789/52536200

この記事へのトラックバック一覧です: 明治の浪漫を感じに・・・:

« はやしの里 あかりの演出2011 | トップページ | 第17回 夢けんせつフォトコンテスト »