ローカル線の旅~三岐鉄道、北勢線~
5月5日
なんだかローカル線の旅をしてみたくなったので、とっても久しぶりに、三岐鉄道北勢線(旧近鉄北勢線)に乗ってきました。北勢線は三重県桑名市からいなべ市を結ぶ、小さな鉄道です。線路幅も狭くて(76cm?)、特別私の足が長いわけでもないのに、向こう側の座席に足が届きそうな小さな電車です。
(左が北勢線、右が三岐鉄道(普通の電車)の車内)
そのためか速度もゆっくりで、改めてのんびり旅が楽しめました。
ちなみに高校時代の友人は、約30分の道のりを自転車で勝負して勝った(追い風、下り)という記録を残しています。
この日は、「大雨で脱線」事故の影響で一部バスの代替輸送でした。
線路の損傷でそのまま廃線になるローカル線も多い中、掲示板によれば全力で復旧中とのことで一安心しました。
ただ往復するのではつまらないので、終点の阿下喜(あげき)駅から20分ほど歩き、三岐鉄道伊勢治田駅から近鉄富田駅まで戻りました。
三岐鉄道もかなりのんびり鉄道で決して速くないんですが、北勢線に乗った後では「普通」に感じてしまいました。
阿下喜駅で、面白い看板を見つけました。
大正3年に北勢鉄道が開通した記念に配布されたものの復刻らしいのですが、「乗車の心得」だそうです。私は5番目が気に入ってしまいました。
北勢鉄道 乗車の心得
1、必ず発車時間より少しく前に行き切符を買求め、慌て騒がざるの余裕を存して失敗せぬこと。
2、預け入手荷物の外、自身携帯して車室に入る物品は成るべく一つに纏め、幾つにも分け持たざるを好しとす。
3、濫りに汽車の窓より首を出し、唾を吐きなどすべからず、また無暗に物を抛り捨てぬこと。
4、座席は乗客の込み合はぬ時にても濫りに広く取るべからず、込み合ふ時は必ず老人子供に席を譲ること。
5、切符は財布と共に内懐に入るべく、帽子等に挿むなどハイカラの真似を為し紛失して大騒ぎをせぬこと。
6、酒に酔ひ睡眠して乗り越しをせぬこと。
7、車を下る時は必ず「アトミヨソワカ」と云う呪文を称ふること。
旅は面白かったのですが、列車に乗ってしまうと列車の写真は撮れないですからね・・・記事がただの日記になってしまいました。
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コメント
σ(・_・)ワタシが住んでる信州安曇野もローカル列車の走る地ですわ^^
通勤通学時以外の時は2両だけで走ることもありますな(笑)
無人駅もたくさん。。
無人駅から無人駅まで乗ったらキセルできちゃうワケですよ(笑)
息子が目を輝かせてそぅ言ったので「絶対ダメ!」と怒った、正義感あふれる母でした(爆)
投稿: ミナモ | 2006年5月14日 (日) 11時52分
大糸線ですね。
特急は走ってるし、景色もいい(乗ったこと無いので想像ですが…)ので楽しそうですね。
投稿: つばくろ→ミナモさん | 2006年5月14日 (日) 22時44分